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介護の退職金の相場は?いつもらえる?退職金共済で少しでも多くもらう方法!

介護の退職金の相場はいくら?いつもらえるの?

介護の仕事のお給料は比較的少ないと言われていますが、退職金となると話は別!

 

実は、同じ介護の仕事をしていても、たくさんもらえる人もいればそうでもない人もいるなど、差が出てくるんですよね。

でも退職金の話ってなかなか他の人には聞きづらいものです。

 

ましてや人によって退職金がいくらか変わるとなれば、自分と同じ境遇の人を見つけるのも難しいですよね。

そこで今回は、気になる介護の退職金の相場やいつもらえるかなどを詳しくお伝えしていきます!

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。

介護の退職金の相場はいくら?

介護の退職金、その相場は一体いくら?

人によって大きく異なるとはいえ、やっぱり気になりますよね。

 

他の人が一体、いくらくらい退職金をもらっているの?

介護の仕事をしている場合、退職金の相場ってどれくらいなの?

 

もちろん働いている介護施設の先輩職員に聞いてみることも可能かも知れませんが、お金に執着しているみたいで、聞くのはちょっと恥ずかしいかもしれません。

それに、他の人が知っている情報って単なるウワサ話であることが多いですよね。

 

介護の退職金の相場を知るために、まずはこちらをチェックしていきましょう。

 

介護の退職金の相場を決める、2つのポイントを知るべし!

介護の退職金の相場は、それを決めるための2つのポイントがあるんです。

というのも、介護の退職金って、実は計算方法が定められているんですね。

 

そう、何となくその時の業績とかで、介護の退職金の相場を決めているわけではないんですよ。

そして、その退職金がいくらかというのを計算する上でポイントとなるのは、以下の二点。

  1. 退職前の半年間の給料の平均額
  2. 勤続年数

 

これらを基準にして、介護の退職金の相場が計算されています。

これを覚えておくと、退職金の額を大きく増やすことだってできるんですよ。

 

介護の退職金の相場はいくら? 実際に計算してみよう!!

介護の退職金の相場は、「勤続年数」によってあらかじめ定められている「掛け率」と「退職前の半年間の給料の平均額」を掛け合わせることで計算することができます。

ただし、これはあくまで相場なので、そのままの金額とは限りませんので注意しておいてくださいね。

 

「勤続年数」によって定められている「掛け率」は以下の通りです。

 

[aside type="normal"]介護の退職金 勤続年数ごとの「掛け率」

 

  • 1年目・・・0.522
  • 3年目・・・1.70
  • 5年目・・・3.20
  • 7年目・・・4.70
  • 10年目・・・5.22
  • 20年目・・・20.4
  • 30年目・・・36.1
  • 40年目・・・47.5[/aside]

 

介護退職金の相場の掛け率は、勤続年数が長くなればなるほど、グンと大きく伸びることが分かりますね。

では、実際に介護の退職金の相場を計算してみましょう。

 

介護の仕事を退職する人が多いと言われている「勤続年数3年」の場合と「勤続年数5年」の場合。

これらで、退職金の相場がいくらくらいなのか計算してみますね。

 

・勤続年数3年、給与が15万円の場合の退職金の相場はいくら?
勤続年数3年の場合の掛け率は1.70なので、

150,000 ✖︎ 3.20 =255,000

 

・勤続年数5年、給与が15万円の場合の退職金の相場はいくら?
勤続年数3年の場合の掛け率は1.70なので、

150,000 ✖︎ 1.70 =480,000

 

と、わずか2年の差でも、20万円以上も退職金の相場に差が出るんですね!

この「勤続年数」というのはその介護事業所のために尽くしてきた時間とも言えます。

 

これは、マジメに積み重ねていくしかないですよね。

一度、ご自身の勤続年数や現在のお給料などと照らし合わせて、退職金がいくらくらいもらえそうなのか計算してみると良いですね。

 

でも、「退職前の半年間の給料の平均額」ってちょっと頑張れば変わってくるんですよ。

少しでもたくさんの退職金をもらいたいのであれば、この「退職前の半年間の給料の平均額」を意識しながら退職する時期を決めたほうが良いでしょう。

 

それでは、少しでも多く退職金をもらうための方法を伝授いたします!

 

介護の退職金を相場より多くもらうには・・・?

介護の退職金、相場より多くもらいたい!

退職した後ももちろん生活費などはかかっていきます。

 

また、退職後すぐに別の介護事業などで働くことが決まっていても、しばらくは給料面では不安定な状況が続くかもしれません。

だからこそ、退職をするタイミングって、結構悩みますよね。

 

少しでも多くお金をもらった上で退職したい!と思うのに例外はあまりないでしょう。

それで悩んだ結果、「ボーナス」が出る介護事業所であれば、「ボーナス」を受け取ってから退職しよう!と思う方も多いと思います。

 

そんな時に思い出して欲しいのが、介護の退職金額がいくらなのか計算する時に重要なポイントなんです。

そう、「退職前の半年間の給料の平均額」に注目してみましょう。

 

というのも、退職する”時期”を変えるだけで、退職金がUPするかもしれないから。

介護事業所でも多くの場合、年に一度「昇給」の機会があると思います。

 

これは、単にお給料が増えるだけでなく、退職金が増えるチャンスでもあるんですね。

もし昇給するチャンスがあれば、昇給してから半年間は何とかしのいで働くのがおすすめです。

 

そして、その後に退職するようにしましょう。

そうすれば、介護の退職金が相場よりUPすることが見込めるからです。

 

また、多くの場合、昇給の機会というのは年度開始頃に設定されていることが多いですよね。

そして、ボーナスが設定されているところでは、6月と12月がボーナス時期になります。

 

となれば、昇給後半年間は頑張って働き、その後12月のボーナスを受け取ってから退職、というパターンが一番、退職金額をUPさせることができる。

このパターンを一つの目安として、退職時期を検討されると良いでしょう。

 

それに、ただでさえお盆や正月休みとは無縁なのが介護の仕事・・・。

12月にボーナスを受け取って退職すれば、正月はゆっくりと過ごすことができますよね。

 

退職する時期を見極めることで、より多くの退職金をもらうことができれば、いつもより少し贅沢しながらゆっくりとお正月を迎えることができるでしょう!

 

介護の退職金の相場に当てはまらない意外な落とし穴に気をつけよう

介護の退職金の相場には、意外な落とし穴があったりします。

これからご紹介するポイントに気をつけないと、退職金がもらえないこともあるんですね。

 

その例を分かりやすくお伝えしてきますので、チェックしていきましょう。

 

介護の退職金の相場に当てはまらない例①勤続年数が1年未満で退職した場合

介護の退職金は、勤続年数が1年未満で退職した場合にはもらうことができません。

そもそも退職金って、勤めることになった介護施設のために「尽くしてくれたことへの御礼」のようなものです。

 

その介護施設で働くことになってから1年未満に退職してしまうということは、退職金をもらうに値しない、という評価がなされていること。

つまり、せっかく辞めるなら介護の退職金をもらいたいと考えているのなら注意が必要です。

 

介護の退職金の相場に当てはまらない例②自己都合による退職の場合

介護の退職金の相場に当てはまらない例として、もう一つ気をつけたいのがこちら。

それは、退職する理由が介護事務所などの理由ではなく、退職するあなた自身による理由の場合は、退職金は相場よりも減額される可能性があります。

 

また、無断欠勤などがあったなど問題行動があった場合も注意。

仕事を「辞めさせられる」場合には、退職金は支払われることはありません。

 

介護の退職金が「働いてくれたことへの御礼」と考えるなら、これは理解しやすいですよね。

 

また、逆の場合もあります。

それは、勤務態度に問題もなく、ある程度の勤続年数があって施設に尽くしてきた、と評価された場合なんですね。

 

このような場合は、自己都合による退職であっても、退職金が通常通りもらえることもあります。

やはり人と人との関係ですから、気持ちよく退職を迎えられるように、働くことが大切と言えるでしょう。

 

しかし、社会人として誠意をもって仕事に取り組むことができれば、問題なくクリアできると言えそうです。

 

介護の退職金の相場に当てはまらない例③ 43年以上勤めた場合

介護の退職金の相場に当てはまらない、最後の事例。

それは、この記事の始めにお伝えした、勤続年数によって変わってくる「掛け率」に関係します。

 

というのも、この掛け率にも、実は上限というものがあるんですね。

それが関わってくるのが、43年勤務した場合なんです。

 

残念ながら、43年以上勤務しても、それ以上「掛け率」が上がらないことになっています。

なかなか一つの介護施設に43年以上勤める方も少ないとは思うのですが、頭に入れておくと良いでしょう。

 

介護の退職金制度①介護の退職金は必ずもらえる訳ではない!!

介護の退職金制度は、結論から言えば、介護の退職金は必ずもらえるわけではありません。

なぜ、介護の退職金が必ずもらえるわけではないかというと「介護施設が必ず退職金を支払わなければならない義務がない」からなんですよね。

 

これは介護施設だけではなく、一般の企業などにも言えることですけどね。

退職金がある介護施設に勤めていた経験があったりすると、どうしても退職金をもらえるものだと思ってしまいがちなのですが、実はこれは大きな間違い。

 

じゃあ「退職金をもらえる介護施設」と「退職金をもらうことができない介護施設」・・・、この違いって何なんでしょう??

 

[aside type="normal"]「退職金をもらえる介護施設」と「退職金をもらうことができない介護施設」の違い

 

退職金制度を取り入れている介護施設というのは比較的、資金に余裕がある会社であることが多いです。

 

つまり、大企業であったり、介護以外の他の事業でも儲けているような会社が介護施設を運営している場合には、退職金制度を取り入れているところが多いのです!

 

しかし、それ以外の介護施設でも「介護職員が幸せになることが、介護される人の幸せにつながる」と理解している介護施設の場合は、退職金制度を取り入れているところがあります。退職金があれば、励みになりますからね。

 

こういう介護施設を見つけることができれば、働きがいがありますよね。[/aside]

 

介護施設が「退職金制度を取り入れる」というのは、「自社が独自で退職金の積み立てを行う」制度のこと。

つまり、掛け金など退職金制度の中身は、その介護事業所で大きく変わります。

もちろん、介護事業所も「退職金制度有り」って募集広告に書いていますよね。

 

介護業界は常に人手不足ですし、介護の給料は安いので退職金制度などで少しでも手当を多くして、他で働いていた介護職員を確保したいと思っているんです。

 

介護の退職金制度②必ず「退職金制度」の詳細を確認する!

介護の退職金を受け取りたいのであれば、厚かましく感じても必ず詳細を確認するようにしましょう。

というのも、「退職金制度有り」という割に、ほとんどもらえないことも多いからです。

 

もちろん、もらえないよりはマシだけど、「退職金制度有り」っていう甘い言葉に釣られて転職しても、実際ほとんどもらえないとなったら・・・そのショックは大きいですよね。

それに、「退職金制度有り」となっていても、内訳を細かく見てみると勤続年数や役職などに大きく左右されることが多いんです。

 

これは、その介護事業所によって大きく変わりますし、その時々でも違います。

去年まで「退職金制度」があったけど、今年からなくなったー!なんてことも、実は割とあるんですね。

 

もともとあった退職金制度をなくすなんて、企業にとってはハードルが高いからあまり無い!なんて巷では言われていますが、実はちがいます。

そんななかで、じゃあ一体どうしたらいいのか?大事なことはとにかく「確認すること」です!

 

転職したい介護施設に、銭ゲバだと思われずに「退職金制度」を確認する方法

介護施設に退職金制度を確認したいと思っても、聞きにくい・・・。

そんなこともあるかと思います。

 

しかし、それは相手の介護施設の人事担当が納得するような理由を添えることができれば、全然問題ないんです。

たとえば、こんな風に聞いてみましょう。

[aside type="normal"]生涯、御社で働くことを希望しています。その上で、老後の貯蓄設計を考えていくなかで、御社の退職金制度について詳しく教えていただきたいのですが可能でしょうか?[/aside]

 

こんな風に聞かれたら、相手の介護施設の人事担当はどう思うでしょうか?

嫌な思いはしないはずですよね。

 

要は、それらしくて納得せざるを得ない理由を添えれば、相手の介護施設の退職金制度を確認したって、全然大丈夫ですよ。

 

介護の退職金をもらえるのはいつ?

介護の退職金をもらえるのは一体いつ?

退職後は収入が不安定になるので、退職金がいつもらえるのかは結構重要ですよね。

 

結論から言えば、多くの場合、退職金が振り込まれるのは、退職金を請求してから二ヶ月くらいと考えておくと良いでしょう。

でも、請求が遅れたりすると、場合によっては退職金が振り込まれるまでに一年ほどかかるケースもあります。

 

そのため職場を以前退職した人などと連絡が取れる場合は、あらかじめ自分の介護施設ではいつ頃退職金がもらえるのか?など経験者に確認しておくのも一つの手と言えますね。

 

また、退職金が振り込まれるのがいつなのか?というのは、働いている介護施設や退職金を請求する時期によっても大きく変わってきます。

 

そして、介護の退職金のタイプによっても変わってくるので注意が必要です。

実は、介護の退職金には大きく分けて2つのタイプがあるんですね。

 

一つ目は、介護事業所が独自で設定している退職金制度。

これは比較的、資金力がある大手の介護事業所などが行なっています。

 

2つ目は、退職金共済と呼ばれるもの。

多くの介護事業所がそうですが、退職金制度を取り入れるほどの資金力がない場合は、介護事業所が退職金の基となる掛け金を支払います。

 

そして、それに加えて国や市町村の支援を受けながら、退職金を準備するシステムを取り入れています。

これについては、もう少し詳しく説明してきましょう。

 

介護の退職金共済って、そもそも何なの?

介護の退職金共済は、馴染みのある方とそうでない方がきっぱり分かれるでしょう。

それは、働いている介護事業所によって変わるからなんですよね。

 

退職金ってイメージで言うと、会社が従業員に対して積み立てたお金であったり、売り上げの一部を退職金として当てているイメージが強いかもしれません。

でも、そのような退職金制度を行っている会社って資金力が必要・・・。

 

なので、実際に退職金制度を取り入れている会社は一部だったりします。

では、資金力がなくて、独自の退職金制度を取り入れられない会社に勤めていると、退職金がもらえないのか・・・?

 

と言うと、そうとも限らないんですよね。

なぜかというとそのような会社は、今回お話しする「退職金共済」に加入していることが多いから。

 

介護の仕事をしている人で言えば、医療福祉業界で働く人の多くが加入している「独立行政法人 福祉医療機構」が運営している退職金共済が有名です。

では、その内容について詳しくみていきましょう!

 

介護の退職金共済「社会福祉施設職員等退職手当共済制度」…って?

介護の退職金共済で有名なのがこちら。

この退職金共済に加入している介護施設では、この退職金共済の運営局である「福祉医療機構」に掛け金を支払います。

 

[aside type="warning"]職員個人が支払うのではなく、退職金共済に加入している介護事業所が支払います。[/aside]

 

そして、介護職員が退職する場合には、退職者本人と介護施設が「以下の書類」を都道府県社会福祉協議会等の業務委託先を通じて、「福祉医療機構」に提出します。

 

[aside type="normal"]退職する際に提出する書類

「被共済職員退職届」・「退職手当金請求書・合算申出書」[/aside]

 

書類が「福祉医療機構」に受理されれば、退職した介護職員に対して退職手当金が振り込まれます。

 

[aside type="normal"]

ここでポイントなのは、退職の際に提出する書類を「退職者本人と介護施設」によって提出しなければならないこと。

 

つまり、退職する前に最後に施設側と協力をしなければならないんですよね。

だから、いきなり仕事を辞めてしまったり、ケンカ別れのような形で退職することになれば、当然もらいにくい状態になります・・・。

 

退職する理由は人それぞれ。もちろん、腹が立って「こんな施設やめてやる!!」となることもあるでしょう。

しかし、後々考えれば円満退社ほどメリットのあることはありません。

 

怒りは一瞬であることが多いもの。自分のために冷静に考えて、計画的に退職するようにしましょう。[/aside]

 

どうしてこんな退職金共済があるのかというと、この退職金共済のキッカケ、実は日本が超高齢化の中で、充実した介護サービスを提供するために作られました。

というのも、退職金などが支払われない業界では安定して人材を確保することが難しいですよね。

 

そのため、国や都道府県、加入している介護施設からの資金を集めることで、このような退職金共済が運営されるようになったんです!

しかし、実は、この退職金共済に加入するかどうかは、介護施設の経営者が決めることで強制ではないんですね。

 

しかし、なんと社会福祉法人(養護老人ホーム等)などの約90%が加入しています!

ただ、ご自身が勤めている介護施設がこの退職金共済に加入しているかどうかはここでは分かりません。

 

施設長や先輩職員さんに直接、尋ねてみると良いかもしれませんね。

そして、この退職金共済は、正規職員以外にも、以下の条件に当てはまれば誰でも退職金をもらうことができます。

 

ただし、他の団体から派遣されている場合には、この介護施設に所属していることにはならないので、退職金を受け取ることはできません。(所属している団体から退職金がもらえることはあります。)

 

[aside type="normal"]退職金を受け取るための条件

 

①1年以上の雇用期間で契約していて、所定労働時間が正規職員の2/3以上の労働時間の者(正規職員を含む)は、採用日から退職金共済の加入職員として扱われる。

 

②1年未満の雇用期間で契約していたが、契約更新によって1年以上雇用された者。なおかつ、所定労働時間が正規職員の2/3以上の労働時間の者は、採用から1年経過した日から退職金共済の加入職員として扱われる。[/aside]

 

自分がどのような形で雇われているのか、時間が経てば経つほど分かりにくい部分もありますよね。

このような場合は、採用を決定した責任者や管理している人に聞くのが一番です!

 

聞きにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、将来のことを考えれば避けて通ることはできません。

大切なことなので、ぜひ早めに確認しておくことをおすすめしますよ。

 

働いている介護施設が、この退職金共済に加入しているとしたら、一体いくらくらい退職金をもらえるのでしょうか?

これは当たり前かもしれませんが、退職金共済の加入職員として働いた年数ともらっている給料によって変わってきます。

 

参考までに、もらっているお給料が13万円と仮定して、退職金共済の加入職員として働いた年数によってどれだけ退職金がもらえるのか見てみましょう。

 

[aside type="normal"]もらっているお給料が13万円の場合

 

  • 退職金共済の加入職員として働いた年数が1年 →約6万8千円
  • 退職金共済の加入職員として働いた年数が3年 →約20万4千円
  • 退職金共済の加入職員として働いた年数が5年 →約30万円
  • 退職金共済の加入職員として働いた年数が10年 →約67万9千円
  • 退職金共済の加入職員として働いた年数が20年 →約265万8千円[/aside]

 

ただし、細かい条件などもありますので、あくまでご参考までに!

 

ただ、やはりお勤めになる介護施設によって条件が異なる場合も多いです。

退職金共済から支払われる退職金のほかに、退職金制度を取り入れている介護事業所もありますので確認するようにしてみましょう。

 

働いている介護施設が「退職金制度」を取り入れていない場合は?

でも、介護施設が退職金制度を取り入れていない場合はどうでしょうか。

あきらめるしかないのか?と言えば、そうではありません!

 

せっかく介護という仕事を頑張っているのにも関わらず、もらえる退職金が少ない(または、ない!)なんて、悲しすぎますよね。

いくらやりがいはあっても、仕事は認められてナンボ。

 

つまり、お金として評価されなければボランティアと一緒ですよね。

プロとして「仕事している」わけですから、ちゃんと評価されてお金に反映してもらいたいのは当たり前のこと。

 

実際に、介護の仕事に従事している多くの人たちからこのような声が挙がっているのも事実なのです。

 

うちの介護施設で働いていても、どうやら退職金はもらえないそうです。がっかりしました・・・。(介護職員・27歳男性)

 

うちの介護施設ではもらえるようだけど、退職金なんてたかが知れてますよ。期待してません。(介護職員・35歳男性)

 

今働いている介護施設に不満はないけれど、退職金のこともしっかり考えている介護施設に転職した方がいいのか悩んでいます。(介護職員・33歳女性)

 

実際には、退職金をもらえない介護施設がほとんど、というような調査も行われています。

まさに、どこの介護事業所に所属するかによって雲泥の差、とも言えるのかも知れません。

 

改めてここでお伝えしておきたいのは、介護の仕事をしていれば誰もが同じような退職金を受け取れる、という訳ではないことです。

当たり前のことに感じられるかも知れませんね。

 

しかし、就職先の介護施設を探している場合や転職経験が少ないと、どうしても退職のことまで見据えての働く介護施設を選択することが難しいようです。

目先の給料や待遇などももちろん大事なのですが、働き出すと見えてくる視点も変わってきますよね。

 

一生、この介護施設で働けるか?

この介護施設で働いた先に、どんな未来があるのか?

 

など、少し先のことまで実際に考えてみることも大切です。

また、「ウチの介護事業所の退職金って普通に比べて多いのかな?少ないのかな?」という疑問もあるかもしれません。

 

そんな方は、まだ諦めないでください。とっておきの情報をプレゼントしたいと思います。

その名も「退職金を爆上げする方法」です!!

 

介護の退職金制度がなくても退職金をもらう方法とは?

実は、私が勤めていた会社にも「退職金」はありませんでした。それは新卒で内定が決まったときの懇談会で、人事部の人から伝えられました。

しかし、まさかと思われるかもしれませんが、社長はポケットマネーで退職金をくれたんです!

 

あとで知ったことなのですが、公に退職金はないものの、社長が個人的にポケットマネーで退職金を渡す場合はあったようです。

私はその対象に入ったようでした。

 

これって、大手企業では多分ありえないことですよね・・・。

私の退職金話でお伝えしたかったことは、退職金は「最後までどうなるか分からない」ということ。

 

大手ではなく小さい介護事業所であるほど、意外とこういう話はあるみたいです。

小さい介護事業所であればあるほど、個人の頑張りって目に見えやすいですよね。

 

それに、頑張ってくれていたスタッフが辞めるとなれば、感情が動きます。

だから、公には退職金がなくても心付けとしてコッソリくれる場合があります。だから、あきらめないでください!

 

でも、そのためには今いる介護施設でそう思われるくらいに頑張っていないといけないです。

参考にしてみてくださいね。

 

介護の退職金についてのまとめ

介護の退職金の相場がいくらなのか?

また、どの時期に退職すればもらえる金額が多いのか?いつ頃退職金をもらえるかなどご説明してきました。

 

あらかじめ頭に入れておくことで今後の人生設計も立てやすいですし、仕事のモチベーションにもつながっていきます。

介護の退職金のルールを知っておくと、将来への不安も減ってきますよ。

 

ぜひ参考にして、介護の退職金をたくさんもらってくださいね!

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